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中山奈保子さん Interview

作業療法士養成学校教員
中山奈保子さん

現在は作業療法士を養成する専門学校の教員をしています。以前は宮城県石巻市で暮らしており、東日本大震災を経験。震災の記録を書き溜めた書籍を刊行したり、リハビリテーションサービスを展開する団体に所属していました。2児の母でもあり、15歳の娘と、11歳の息子がいます。

新たにはじめたことNew thing

娘さん手作りのお弁当

職場でも家庭でも、前向きに自粛を乗り切る方法を模索

外出自粛以降、教鞭を取っている学校では生徒の登校停止、オンライン授業の導入など、大きな変化がありました。特に医療施設の現場で学ぶ臨床実習は、現場で実施できず、それに代わる授業の内容を考えるのは大変でした。実習用の動画を作って学生に観せたり、リハビリ施設の患者さんの善意で、模擬患者として授業に参加いただいたりして、乗り切ることができました。
私生活では、中学校3年生の娘が、料理番組で知ったレシピをまねて料理をするようになりました。自粛をきっかけに「料理が得意だ」と気づいたようで、お菓子やお弁当をよく作ってくれます。小学5年生の息子も、一人でカップラーメンを作れるようになり、嬉しいようです。私が不器用なので、今では子どもたちのほうが料理上手かもしれません。

震災の経験が育んだ、備える心

生活に変化はあったものの、私自身の意識に大きな変化はなかったという感覚です。世間では、買い占めが問題になったりしましたが、震災以降小さい子供と仮設住宅で過ごした経験から、常に「何をどれくらい備えておけば大丈夫か」考えるようにしていましたし、健康のために体を清潔に保つという意識もありましたので、焦らず冷静に過ごせたと思います。
手洗いの面では、愛用しているスマートウォッチに手洗いカウンターのような機能がついていて、とても便利でした。手洗いを始めるとそれを察知して20秒カウントしてくれるのですが、やってみると意外と長く、これまでいかに手洗いが適当だったのか、実感。授業で使用した手洗い練習用のスタンプも、意識を改めることに役立ちました。
手洗い

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